集合住宅は戸建住宅のように玄関やガラス窓といったさまざまな入口がなく、施錠している玄関をピッキングなどで開けて侵入されているケースが多い。また敷地内、建物内、エレベーター内で犯罪などあらゆる場所で問題が起こりつつあり、防犯対策が急務である。既存のインターホンシステムとの連動も可能。
正面玄関
非接触式カードリーダー
- 集合玄関機の横に入口側にのみでなく退室側にも設置。
- 入室の履歴がない入場者は退室できないので共連れによる入退室を防止する。
バイオメトリクス式リーダー
- 複製できない認証設置を利用すれば、よりセキュリティーが高くなる。
専有部(各居室・ベランダ)
デジタルテンキー
- ピッキングや鍵の紛失などのトラブルを防止する。
- 扉を閉じるとオートロックとなり、自動的に施錠され、戸締まりのし忘れを防止する。
屋上、階段など
電気錠制御盤
- 通常は施錠の状態を維持する。
- 火災時など非常時には解錠するので、非難の妨げにはならない。
共用部(エレベーター・駐車場・駐輪場)
非接触式ICカードリーダー
- エレベーターに乗るときに照合を行い、自分の居室があるフロアのみしか止まらないようにする。
- 目的階以外の侵入を防ぎ、不必要な徘徊を防ぐことができる。
バーゲート
ITVによる監視
- 侵入しやすい場所、暗い場所に設置する。
- 遠隔監視を行うことができる。